今日までの三日間アルプスでの山岳ステージだったが、
初日

ラストの上りの手前で生き残ったのは、ヒンカピー、フォイクト、シュレック、クーネゴ、メルクス、ガルゼッリ、シャヴァネルら17人。
ラルプデュエズの上りが進むにつれ、次々とふるいにかけられていく。

クーネゴとともに 山頂間近でラルプデュエズの上りで逃げを決めていたシュレックは、ラスト2.3km、クーネゴを突き放した。クーネゴは11秒遅れの2位でゴール。

ランディスはガルゼッリ、クレーデンとともに1分10秒差でゴール。ランディスがオスカル・ペレイロからイエロージャージを奪った。ペレイロも2分49秒差の14位でゴール。総合タイムで僅かにランディスに及ばず。しかし、最後の最後までジャージを死守すべく頑張った。

そのほか総合上位を目指す選手としては、サストレが1分35秒差の9位でゴール、ライプハイマーは1分49秒遅れの10位、メンショフはやや遅れて2分21秒遅れの11位、ラスムセン同着の12位、ロジャース、エヴァンスはペレイロと同着のそれぞれ15位、16位。EUSはスベルディアが3分4秒遅れの20位。シモーニはホテルの冷蔵で体調が万全でないと伝えられたが、3分24秒遅れの23位でフィニッシュした。


二日目
この日のレースはがビリエ峠の上りから始まった。ラスムッセンは開始早々10km地点でS・カザールとともにエスケープ。なんと結局ひとりでこのままゴールまで行ってしまう。

レースは後半にいくに従いアタックが相次いだ。中でもライプハイマーが早いうちでアタック。メンショフ、サストレと時間が経つにつれて次々に飛び出していく。

しかしランディスは、からだが動かない。サングラスの奥の表情も厳しい。飛び出すことができない。ロジャース、ペレイロが飛び出す中、強豪から取り残され、実質的に最後の上りラスト12kmで敗北。

そんな中、ラスムッセンはひとりでゴールを目指す。後続の姿は見えない。ゴール手前、勝利を十分味わいながらラスムッセンが勝負の日に優勝し、山岳賞の赤玉ジャージを獲得した。



そして今日の三日目!!!
途中から逃げたランディスがそのまま一位でフィニッシュ。
前日7分遅れた分を一日で取り戻した。
マイヨジョーヌのペレイロはランディスから7分遅れでゴール
2位のサストレはランディスから5分40秒遅れでゴール。
そして総合タイム差が・・・・

一位ペレイロ
二位サストレ  +12秒
三位ランディス +30秒

非常に混戦模様であり、全ては土曜日のタイムトライアルで決まるといっても過言ではない。果たして一体誰が優勝するのだろうか??

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